山梨県の北西に位置する増富(ますとみ)温泉峡。
日本百名山の瑞牆(みずがき)山、金峰山の麓、本谷川沿いに湧くこの温泉峡の名湯は、戦国時代、武田信玄が金発掘の際湯を発見し、秘蔵湯として傷病兵を療養させたと言われる「信玄の隠し湯」の一つです。
1887(明治20)年頃からは金泉湯と呼ばれ、大正時代の初めにラジウムの効能が広く宣伝されてからはラジウム温泉として有名になり、古くから療養泉として長い歴史を誇る温泉峡です。
その中にある「日帰り温泉施設 増富の湯」では、癒しの里づくりに取り組んでおり、温泉の効能を生かした入浴をし人間が本来持っている自然治癒力を高める、<いのちの温泉>として効果的な入浴療法などの指導を行っています。
この地は温泉だけではなく、美しい豊かな自然内の遊歩道散策、本谷川渓谷の新緑や、通仙峡紅葉も疲れた身体をリフレッシュしてくれます。
ここを拠点として、クリスタルラインを利用し昇仙峡や野辺山、八ヶ岳南麓の美術館への観光、渓流釣り、登山も楽しむこともできます。
また、サクランボやブルーベリー、リンゴ狩り、野菜の収穫の体験もでき、夏には八ヶ岳や富士山を望む大地に広がるひまわり畑も楽しめます。
源泉温度は30℃近く、ぬる湯である。
15分から30分と長めにつかる入浴法が一般的。
源泉泉質含二酸化炭素 - ナトリウム - 塩化物・炭酸水素塩泉(高張性中性低温泉)
糖尿病・痛風・筋肉疲労・精神疲労・循環器障害・リュウマチ・アレルギー体質・内臓疲労アトピー性皮膚炎・更年期障害・肝機能障害・胆石症など
増富温泉峡は、『温泉総選挙2016~温泉で元気に!温泉を元気に!~』(主催:うるおい日本プロジェクト、後援:環境省/国土交通省観光庁)で、スポーツ・リハビリ部門で3位入賞。
信玄の隠し湯として、古くから湯治場として利用され、現在も多くの登山客の方が下山後の体を癒す場所として利用していることが評価されました。
北杜市による紹介ページ [外部リンク]
①温度差(25℃・30℃・35℃・37℃)のある4種類の源泉の中から、我慢せずにリラックスして入れる温度を選びます。
②リラックスして身体を浮かします。
③身体をねじる→足を伸ばす→座る→足を伸ばす→ゆっくりと深い呼吸→足を伸ばす→身体を浮かす。
④身体が温まってきたら、頭部→首・肩→腕・手→鎖骨→丹田(おへその下)→股関節→四股と軽くマッサージをします。
大切なことは心と身体をリラックスさせることです。決して無理をしてはいけません。
そしてご自分の身体の静かな声を聞いてみて下さい。
日常の無理やストレスに耐えている身体の悲鳴が聞こえてくるはずです。
泡風呂、ジャグジー、打たせ湯、寝湯、薬湯、檜風呂、サウナ、寝湯源泉風呂
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